
ね~パパ~
釣り行きたいよ~

どーも
うちの息子たちからしょっちゅうこんなことを言われている
パパちんです。
うちの近くには海がありません。
なので、以前紹介したような渓流釣りや管釣りを楽しんでいる訳なんですが、実は息子たちは海釣りも大好きなんです。


息子たちが海釣りデビューしたのは保育園の頃。初めからできた訳でも好きだった訳でもありません。
どうやって小さな子どもが釣りを楽しめるようになったのか。
これから釣りをやってみたい!子どもたちに釣りを好きになってもらいたい!そんな風に思っている人にお伝えしたいと思います。
海釣りは「親子の特別な時間」になる

海の近くに住んでないから、うちの子にはまだ早いかな…?
そんなふうに思ってませんか?

実は、海を見るだけで子どもはテンションMAX!
波の音や潮の香り、船のエンジン音。
五感が刺激されて、もうワクワクが止まりません。
釣りって「魚を釣ること」よりも、家族で自然を感じる時間なんです。
もちろん魚が釣れたら最高だけど、
「海で遊んだ」「魚が見れた」──それだけでも子どもにとっては大冒険。
5歳でもできる!海釣りデビューの場所選び
子どもの海釣りデビューには、足場のしっかりした堤防や釣り公園が安心。
柵があったり、平らな場所が多いので転倒の心配も少なくなります。
そして何より大切なのが

トイレが近くにあるかどうか!
これ、親の負担を大きく左右します(笑)。
「パパ〜トイレ〜」が続くと、釣りどころじゃなくなりますからね。
あと、意外に大事なのが「人の多さ」。
静かな場所も魅力的ですが、初心者のうちは人がいる場所のほうが安心です。
困ったときに助けてくれたり、万が一のときに気づいてもらえる。
子連れにはこの“見守り環境”が本当に心強いんです。
上手な釣り人がいると学びがいっぱい!
釣り場で見かけるベテランさんたち。
一見ちょっと怖そうでも、子どもがいると案外優しい人が多いんです。

今日は何か釣れてますか?

これ釣れたよ、見てみな〜

すご~い!こんな大きいの釣れるんだ!

どんな仕掛けで釣ってるんですか?

この仕掛けの方がいいよ
ひとつあげるから使ってみな!

やった~!ありがとうございます✨
パパ!ぼくこれでやってみたーい!
なんて感じで、いろいろ教えてくれる人がたくさんいます。
コツは自分からコミュニケーションをとっていくこと!黙っていても誰も教えてくれませんから、子どもと一緒に話しかけてみることが大切です。
これも最初の1匹を釣るための作戦です(笑)
中には、自分が釣った魚を「持っていきな」なんてくれる人も。
そんな交流も含めて、釣り場は学びの場なんですよね。
親も「なるほど〜」って教わることが多くて、
子どもと一緒に成長できるのがまた楽しいところです。
まずは1匹!「釣れる体験」を優先しよう

やっぱり最初は釣れることが一番の成功体験。
食べられる魚が釣れたら嬉しいけど、
正直、食べられない魚でも子どもは大興奮です。
「見て!ピチピチしてる!」「なんか変な顔〜!」
そんなリアクションだけで、もう十分。

うちの子はフグが大好き💕
すぐに釣れるので暇な時間や飽きたときにはつついたり観察したりしています。
だから最初はエサを使って確実に釣れる仕掛け(サビキやちょい投げ)がおすすめ。
「1匹釣れた!」の体験があると、子どもは一気に釣りが好きになります。
そしてもし釣れなくても、
「魚が見れた」「エサを食べた」でOK。
次に行くときのモチベーションにつながります。
子どもを飽きさせない3つの工夫
① 「釣る」だけが遊びじゃない!観察タイムを楽しもう
釣りの合間に、小魚を網ですくったり、貝殻を拾ったり。
「海の生きもの探しタイム」を作るだけで、退屈知らず。
② おやつ&休憩タイムは「作戦会議」に
釣れない時間が続くときは、「今度はどのエサにしよう?」と相談。
作戦を立てながら食べるおやつは、立派な“戦略タイム”です。
魚や餌をさわっているので、食べる前に手はきれいに洗ったり拭いたりしましょうね。
③ パパはサポート役に徹する
実はこれが一番重要!!
ついつい自分も釣りたくなりますが、最初は“接待釣り”が鉄則。
仕掛けの準備、餌の付け替え、魚の回収、針はずし、トラブルの対応、全員分の片付け。
子どもとママがいれば順番にやることが回ってきます💦
でも、子どもとママが「楽しかった」と感じてくれたら、その日一番の成果だと思いませんか?
そして、次も「また行こう!」と言ってもらえるはずです。
この初回の印象が、今後の“釣り人生”を左右するんですよね(笑)。
安全第一!事前チェックと装備のポイント
釣りを楽しむために、安全と快適さの準備も大切。
- ライフジャケットは必ず着用(明るい色だと目立って安心)
- 帽子・飲み物・日焼け止め・タオルは必須アイテム
- 軍手や洗い用バケツもあると便利
そしてもう一つ、毒を持つ魚の予習!
ハオコゼ・ゴンズイ・ヒョウモンダコなど、
海には触っちゃいけない生き物もたくさんいます。
「この辺では何が釣れるのか」を事前に調べておくと、安心して楽しめます。
魚を素手で触らなくてもいいようにフィッシュグリップなんかがあると毒魚が釣れても安心ですよ。
釣れなくても楽しい!「親子で作る海の思い出」

たとえ魚が釣れなくても、海で過ごす時間自体がごほうび。
海風を感じながら、家族で笑って過ごせたらそれで100点。
うちは釣れなかった帰りに、「アイス食べて帰ろっか!」でニコニコ終了。
早朝からの釣りで疲れた子ども達は、帰りの車でいつも爆睡です(笑)
結果よりも「楽しかったね」で締めると、子どもはまた行きたくなります。
まとめ:家族で「海時間」をのんびり楽しもう

子どもにとって海釣りは、
「海を知る」「自然を感じる」「親と過ごす」が全部そろった体験。
最初から上手く釣る必要はありません。
まずは“楽しむこと”をゴールにして、
子どもの笑顔をたくさん釣り上げましょう🎣
次に行くときは、きっと子どもの方から言ってくれます。
「ねぇパパ、また釣り行こうよ!」って。
ではまた。――パパちん



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