どーもパパちんです!
暖かくなり、少年野球でも本格的に
練習試合や大会が多く入ってくるのではないでしょうか?
うちのチームも先日、新チームになってから初めての大会に出場してきました
緊迫した試合でしたが何とか予選を突破し、後日決勝トーナメントが行われる予定です
試合を行う上で主に親が手伝わないといけないこととして審判があると思います
しかし野球をやったことがないお父さん達にはなかなか敷居が高いお手伝いだと思われます
そこで今回は
初めて審判をするお父さんがうまくこなすための6つのポイントについて紹介したいと思います
結論から言うと、一番重要なポイントは
ズバリ!「自信をもってジャッジする」
ということです
この記事を最後まで読めば
自信をもってジャッジするためにはどうすればいいのかがわかります
審判はときに、選手よりも注目して見られることもあります
そんな時気まずい思いをすることがないよう
しっかりやり方を予習しておきましょう
服装のポイント
まずは、審判をするときの服装からになります
審判は立っているだけではありません
プレーに合せて子どもたちと一緒に素早く動く必要があります
そのため、動きやすい服装にしましょう
服
公式戦などになると、審判服を指定されたりすることもあります
地域や大会によって細かな違いはありますが、審判未経験のお父さんが
公式戦でいきなり審判をお願いされることはまずありえません
チーム内での紅白戦や練習試合での審判からやっていくことになると思いますので
ジャージやトレーニングウェアで問題ないでしょう
靴
靴は動きやすいよう、運動靴かアップシューズを履くようにしましょう
サンダルや革靴など、動きにくい履物は絶対にダメです
帽子
炎天下での試合が多くなります
必ず帽子をかぶるようにして、熱中症対策も行いましょう
ちなみにぼくの地域では
首にタオルを巻いての審判や、ハーフパンツの下にタイツを履いたような服装は
注意されて交代させられている人を見たこともあります
自分の地域やリーグでの決まりをしっかり確認してから審判をするようにしましょう
必要な道具
審判にも道具があります
必ず必要になるものは2つです
カウンター(インジケーター)
ストライク・ボール・アウトをカウントする道具です
審判全員が持ち、全員でカウントをとるようにします
間違いがあった時に全員で確認できるよう必ず持つようにしましょう
ハケ(ブラシ)
ベースやピッチャープレートに砂がかかっていた場合に
きれいにするための道具です
審判は自分の担当するベースがありますので
責任をもって管理するようにしましょう
これは必ずではないですが、メモ用紙とペンを持っていると
選手交代があった際などに書いておくことができます
球審と塁審の役割
審判には球審と塁審がありますが
初めて審判をするお父さんたちは塁審からやることになるでしょう
球審
球審とはキャッチャーの後ろに立つ審判です
ストライク・ボールの判定を行ったり、試合全体の進行を行う重要な役割です
細かなルールまでしっかりと把握してからでないと難しいです
ぼくも球審をしますが、子ども達は思いもよらないプレーをすることもあるので
ある程度知識があったとしても難しい時があります
塁審
塁審とは1塁、2塁、3塁それぞれに立つ審判のことを言います
塁審の主な役割ですが
- それぞれの塁付近でのアウト・セーフの判定
- 打球のフェア・ファールの判定(1塁審・3塁審)
- 外野手の捕球確認
などが主な役割になります
それぞれの役割について見ていきましょう
アウトとセーフ

右手で拳を作って右肘は90度で前に拳を突き出した後、コールする
「He’s out」
※親指は立てないように

手のひらを下に向けて両手を大きく横に広げながらコールする
「Safe」
フェアとファール
これは1塁審と3塁審のみが行うジャッジになります
ファールラインの内側に落ちたのか外側に落ちたのかをしっかり確認しましょう
ライン上に落ちた場合はフェアとみなされます
ここで気をつけなければいけないのは
塁審が対応するのはベースより後ろの打球のみコールをする
ということです
ベースより手前の打球については球審がコールするので
塁審は勝手に判断をしないようにしましょう
捕球確認
外野にフライが上がった場合、近くの塁審が確認します
時には地面すれすれでキャッチする場面や
ノーバウンドかショートバウンドか際どい時もあります
そんな時に近くまで行き、確実にジャッジするようにしましょう
捕った時には
右手で拳を作って右肘は90度で前に拳を突き出した後、「Catch」とコールする
※親指を立てないこと
捕れなかった時、落とした時は
手のひらを下に向けて両手を大きく横に広げながら「No Catch」とコールする
正確に判定をする
正確に判定するためにはいくつかコツがあります
- 集中力を保つ
- ボールから目を離さない
- 慌てない
- 止まって最後まで見る
集中力を保つ
少年野球は6イニングか、時間で区切られることが多いです
だいたい1時間30分くらいの試合時間になりますので
その間はしっかり集中してプレーを見るようにしましょう
よくあるのは、カウントをとり忘れていたり不意なプレーについていけず
見逃してしまったりすることが初心者の人にはよくありますので
常に集中してプレーを見るようにしましょう
ボールから目を離さない
ボールがあるところでプレーは起こります
ボールから目を離さないようにしていれば判定を見逃すことはありません
ボールのところ以外にも確認しないといけない場面はありますが
初めて審判をやる人はとりあえずボールから目を離さないようにしておくことが
ミスジャッジをなくすコツだと思います
慌てない
どんなに早い打球でも、際どいタイミングでのプレーでも
落ち着いて見れば意外と見れちゃうものです
常に慌てず落ち着いて広い視野で見るようにしましょう
止まって最後まで見る
判定をするときは、歩いたり走ったりしながらするのではなく
止まった状態で判定するようにしましょう
止まって判定をするためには、あらかじめ選手の動きを予測し
ボールや選手が走ってくるところに素早く先回りする必要があります
先回りして最後までプレーを見たら、すぐにジェスチャーに入るのではなく
一呼吸おいてからコールをするようにしましょう
そうすることによって、「あの審判は落ち着いて見てくれているな」と、
審判としての威厳や説得力を生むことができます
大きな声でジャッジ
野球はプレー中に大きな声を出しながら行うスポーツです
そんな中で審判が小さな声でコールをしていても
周りの声にかき消されてしまったり、自信がないように見られてしまいます
周りが何を言ってこようと、審判の判定は絶対です!
一番近くでプレーを見ているんですから、自信をもって全員に分かるように
大きな声でジャッジするようにしましょう
他の審判と協力
どんなに集中して見ていたとしても、見逃してしまったプレーがあったり
初めてでは判断ができないようなプレーも起こります
自分で判断ができないプレーに対して、適当にジャッジをしてしまうと
誤審になってしまったり、下手をすれば、その試合の勝敗にかかわってしまう場合も…
「しまった!わからない!」
という場面になってしまったら、プレーが終わったタイミングでタイムをかけましょう
タイムをかけた後に、他の審判を呼んで今のプレーに対しての意見を求めるようにすれば
正しい判定を行うことができます
他にも審判同士で他の塁をカバーし合うような動きもありますが
複雑だったりするので、別の記事で紹介したいと思います
まとめ
今回は、初めて審判に挑戦するお父さんが覚えておく6つのポイントについて説明しました
1.服装は、動きやすいジャージやトレーニングウェア
靴は運動靴やアップシューズを履くようにしましょう
2.道具はカウンターとハケは必ず持つようにしましょう
3.審判には球審と塁審があるのでまずは塁審から覚えていくようにしましょう
4.正確に判定をするには
- 集中力を保つ
- ボールから目を離さない
- 慌てない
- 止まって最後まで見る
5.大きな声で周りにしっかりわかるようにジャッジをするようにしましょう
6.審判は自分の他に3人もいます
困ったときは協力し合い、タイムをかけてから相談するようにしましょう
以上の6つのポイントさえ覚えておけば
練習試合くらいのレベルであれば問題なく審判ができると思います
野球未経験のお父さんからしてみると、審判はかなりハードルが高く感じられるかもしれませんが
子ども達のプレーを一番近くで見る事ができる特等席です
ぜひチャレンジしてもらって、子ども達と一緒に野球を楽しんでもらえたらと思います
ではまた!



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