どーもパパちんです。
「パパー!クワガタ捕りに行きたい!」「カブトムシも!」
夏になると、子どもからそんなおねだりが増えますよね。
でも、クワガタやカブトムシって、夜の森で樹液に集まるイメージが強くて
「夜の山に子ども連れて行くのはさすがに心配だな…」なんて思ったことありませんか?
我が家もまさにそうでした。
でも、虫捕りって子どもにとっては宝探しのようなものだから、
なんとか叶えてあげたい!
そこで色々試行錯誤して辿り着いたのが、
夕方にトラップを仕掛けて朝に回収する『朝活採集作戦』なんです。
今回は、虫捕り初心者のパパママでも安心して挑戦できる
我が家流の【昼間&早朝クワガタ捕り】のやり方と、
安全に楽しむための注意点や守ってほしいマナーを
体験談も交えてお届けします!
夜の森は親子にはハードル高すぎ!
「クワガタ捕りって夜が勝負でしょ?」ってよく言われます。
もちろんそれは正解。
でも夜の森や林って、正直大人でもちょっと怖くないですか?
足元が見えづらいから、木の根っこや石につまずいてケガをすることもあるし、
山道を外れたら迷子になるかもしれない。
さらに言えば、夜行性の動物に出くわすリスクもゼロじゃありません。
うちの息子も初めて夜に挑戦したときは、
最初は「わー!暗いの楽しい!」って強がってはしゃいでたのに
蜘蛛の巣に引っかかったり、樹液に集まる虫の羽音がブーンって聞こえた瞬間、
「こわいー!帰るー!」って泣いてギブアップ(笑)。
ママからも「夜の山なんて危ないから絶対ダメ!」って大反対されて
「そりゃそうだな」と思ったんですよね。
我が家の解決策は【夕方仕掛けて早朝回収】!
でも「虫捕りさせてあげたい!」って思いは変わらず、
あれこれ調べてみた結果、
クワガタやカブトムシって樹液が出ている木を好んで夜に集まることはわかってました。
ならば、その木にあらかじめおびき寄せる“エサ”を置いておいて、
夜のうちに虫に来てもらって、
安全な朝に捕まえればいいんじゃないか!?と。
(まあ、調べてみればそんな情報山ほどあるんですけどね…)
これがわが家の【夕方トラップ&朝活採集】作戦の誕生秘話です(笑)。
具体的には、
- 夕方のまだ明るい時間帯(17〜18時)にトラップを仕掛ける
- 翌朝、日の出直後の5〜7時くらいに親子で回収しに行く
これだけ。
夜の山に入らなくても、虫は勝手に集まってくれるし、
朝は涼しくて空気も気持ちいいから、
子どもにとってもワクワクする夏の“朝活”になるんです!
朝の森にはメリットがたくさん
私が何より気に入ってるのは、
朝の森ってめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
空気は澄んでるし、人がほとんどいないから静かで、
鳥のさえずりをBGMに虫探しできる贅沢な時間。
もちろん日中ほど暑くないから汗だくにならないし、
昼間に比べて蜂やアブなどの危険な虫も少ないです。
うちの子も「朝って気持ちいいね~」なんて言いながら、
まだ寝ぼけまなこでカゴを抱えて森を歩いてる姿は
親としてもちょっとした“夏の宝物”になっています。
トラップの作り方|100均アイテムでOK
そんな朝活採集のカギになるのが“トラップ”です。
これ、特別な道具は全然いりません。
我が家ではいつも100均で揃えちゃってます!
◆ 用意するもの
- ストッキング・水切りネット(ペットボトルでも可)
- バナナ(1本)
- 砂糖
- 焼酎(アルコールが苦手ならお酢でもOK)
- ビニール紐やガムテープ
◆ 作り方は超カンタン
- バナナをビニール袋に入れて潰します。
子どもにやらせると大喜びです(笑) - 潰したバナナに砂糖を少し混ぜて、焼酎をちょっとだけ加える。(1日ほど時間をおくとさらに◎)
これで発酵して甘い香りが強くなるんです。 - ストッキングか水切りネットに餌を入れたら、
木の幹や、枝に紐で吊るすだけ!
「こんなんで本当に集まるの?」って思うかもしれませんが、
ちゃんと木の種類を選べば効果抜群なんです。
成功のポイントと失敗談
ここで大事なのが木選び。
クワガタやカブトムシが好むのは、
クヌギやコナラなどの樹液が出やすい木。
逆に松や杉などには、まず寄ってきません。
木を探すときは太くて皮が少し傷んでいる幹を探すと◎。
とはいえ、失敗もたくさんありました。
初めての頃は「低い方が子どもが届きやすいよね」と思って
幹の根元近くに仕掛けたら…翌朝行ってみると
クワガタどころかアリの大行列(笑)。
また、雨の日に何も考えずに仕掛けたら、
エサが全部雨水で流されていて空っぽ…なんてことも。
なので、
- 設置する高さは子どもの手が届くギリギリくらいの高めに
- 天気予報を確認して、雨の心配がない日に仕掛ける
などのちょっとしたコツを入れると成功率がぐんと上がりますよ!
早朝採集の持ち物と安全対策
危険な虫にも注意!蜂や毒蛾が寄ってくることも
樹液の香りはクワガタやカブトムシだけじゃなく、
スズメバチや毒蛾などの危険な虫を呼ぶこともあります。
だから回収するときは必ず大人が先に確認することが大切。
特に朝でもスズメバチが活動していることがあるので、
- 派手な服を避ける
- 香水をつけない
- 万が一蜂を見かけたら静かに離れる
のが鉄則です。
だからこそ必ず
大人が先にトラップを確認する!
これを忘れないようにしましょう。
もし怪しい虫がいた場合、刺激しないように、そっと近づいて確認してから
「大丈夫だよ~」って子どもを呼んであげましょう。
◆ 服装と持ち物も安全第一で
- 長袖・長ズボン(虫刺され防止)
- 軍手・帽子(樹液で手が汚れたり枝で怪我防止)
- 虫除けスプレー・蜂避けスプレー
- 網・虫かご
- ヘッドライト(早朝でまだ暗いとき用)
- 滑りにくい靴(朝露で滑りやすいので)
子どもには必ず「危ないと感じたら近づかない」ことを教えておきましょう。
怖いものは怖いでOK!安全第一です。
捕まえた後のマナーと生き物への配慮
無事にクワガタやカブトムシが捕れたら、
子どもは大喜び!
でも、その先に守ってほしいのが
自然へのちょっとした気遣いです。
必要以上に捕らない
一度に大量に捕っても世話が大変ですし、
自然のバランスを崩すことにもつながります。
「1人1匹だけ持ち帰ろう」など、
ルールを親子で決めておくのもいいですね。
逃がすときは場所に気をつけて
他の地域に持ち帰って放すと生態系に悪影響を与えることがあります。
できれば採集した場所の近くでリリースしましょう。
弱っている虫は無理に持ち帰らず、その場で自然に帰すのが一番です。
森や公園の自然を傷つけない
木の皮を大きくはがしたり、枝を無理に折ったりすると、
虫だけでなく木も弱ってしまいます。
トラップを仕掛けても大丈夫そうかの確認も必要です。
人がたくさん集まるような公園の木にトラップを仕掛けたりすると、虫が大量に寄ってきたりして迷惑になってしまうこともあります。
また、仕掛けたトラップのゴミは絶対に放置しない!
ビニールやペットボトルは必ず持ち帰ってくださいね。
まとめ|夜じゃなくても大丈夫!朝活採集で安全に夏の思い出を
夜の森での虫捕りはワクワクする反面、
小さい子にはちょっとハードルが高いのも事実。
でも、我が家流の【夕方トラップ&朝活採集】作戦なら、
無理なく安全に、親子で自然と触れ合う素敵な夏の思い出が作れます。
危険な虫への注意と、自然を守るマナーを忘れずに、
今年の夏も子どもと一緒に最高の夏の思い出を作りましょう!
ぜひ、あなたの家族でも試してみてください!
ではまた。――パパちん
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