野球を始めるにあたって必要な道具にバットがあります
しかしスポーツ用品店に行っても
長さや重さ
いろいろな種類がありすぎて
どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね
未経験の人ではどれが自分の子に合ったバットなのか
分からないと思います
そんな人のために
バットを選ぶ4つのポイントについて説明したいと思います
バット選びに必要なポイントは
・長さ
・重さ
・バランス
・素材
の4点です

長さ
バットを選ぶ際に一番重要なのが長さです
少年用のバットの長さは64㎝~81㎝ですが
学年別の目安となる長さは以下のようになります
- 1年生~2年生 64~68㎝
- 2年生~3年生 70~74㎝
- 3年生~4年生 75~76㎝
- 4年生~5年生 78~79㎝
- 5年生~6年生 80~81㎝
バットを立てた際に自分のベルトの位置くらいになる長さが
一番扱いやすい長さとなるので
子どもの身長に合った長さを選ぶようにしましょう
重さ
次に重要になるのがバットの重さです
こちらも学年別の目安を出しておきたいと思います
- 1年生~2年生 350~450g
- 2年生~3年生 380~480g
- 3年生~4年生 400~550g
- 4年生~5年生 500~600g
- 5年生~6年生 600~650g
バットの重さは身長ではなく筋力で合わせるようにしましょう
身長が小さくても、振ることができるようであれば重いバットを選ぶのがいいでしょう
その理由としては
重いバットと軽いバットにはそれぞれメリットとデメリットがあるからです
重いバット
メリット
- 速い球に力負けしない
- 飛距離が出る
デメリット
- 筋力がないとバットに振られてしまう
- 振り遅れてボールに当てることができない
軽いバット
メリット
- 筋力が無くても早く振ることができる
- バットコントロールがしやすくバットに当てやすい
デメリット
- ボールに負けてしまい飛距離が出ない
以上の理由から
初心者や小さい子は
軽いバットで正しいスイングやボールを捉えるといった
基本的な技術を覚えて
力が付いてきた子は重いバットを使い
飛距離を出していく
といった選び方がいいと思います
バランス
バットの重心の位置がどこにあるかによって
飛距離や振りやすさが変わってきます
トップバランス
重心がバットの先端にあるタイプです
先端に重心があるので
遠心力を使って遠くまで飛ばすことができます
他のタイプに比べて振った時に重く感じてしまうので
力のない子では扱いが難しいです
ホームランバッターにお勧めです
ミドルバランス
重心が真ん中にあるタイプです
3つのタイプの中でいちばん扱いやすいタイプになります
バットコントロールがしやすく
芯に当てやすいので、初心者でも使いこなすことができます
中距離ヒッターにお勧めです
カウンターバランス
重心が手元にあるタイプです
扱いやすさを重視したタイプになるので
力のない子やヒット狙いの子にお勧めできるタイプになります
しかし、バットが軽いので遠く飛ばすことは難しくなってしまいます
素材
素材によって特徴や価格が大きく変わります
木
木製バットは打感がよく
芯で捉えるための練習に最適です
金属に比べて安価な物が多いですが
木なので耐久性は低くなってしまいます
金属
金属バットはさらにアルミ製とジュラルミン製に分けられます
アルミ製
軽くて振りぬきがよく
初心者向けの物が多くあります
安価な物が多く揃っています
ジュラルミン製
アルミよりも硬く
飛距離を出すことができます
ただしアルミよりも重くなってしまいます
カーボン
カーボンは金属より軽くパワーもあります
操作性と飛距離、どちらも併せ持ったバットになりますが
金属より価格は高くなっています
コンポジット
コンポジット製とは
芯の部分にウレタンなどの素材が使用されている物のことをいいます
このタイプは
打った時にボールが潰れず高い反発力を生むことで
飛距離を出すことができます
デメリットとしては
比較的重いものが多く
値段は他のタイプと比べてかなり高価なものになっています
また、チームや大会によっては使用が禁止になっている所もありますので
確認してから使用するようにしましょう
まとめ
今回は
初心者がバットを選ぶための4つのポイントをご紹介しました
子どものバットを選ぶポイントは
子どもの体格(身長、体重)に合ったバットを選ぶことです
まずは購入する前に試し振りをしてみて
しっかり扱うことができるのかを確認するようにしてください
子どものレベルに合っていないものを使っていると
打てないだけではなく、ケガにつながることもあります
以上のポイントを意識して子どもに最適なバットを選んであげてください
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